アウローラ管弦楽団 第7回定期演奏会

これは既に終了した演奏会です。
日時: 2012年6月23日(土)
会場:大田区民ホールアプリコ(大ホール)

曲目:
M.P.ムソルグスキー: 交響詩「禿山の一夜」
I.F.ストラヴィンスキー: バレエ音楽「火の鳥」組曲(1919年版)
S.V.ラフマニノフ: 交響曲第3番イ短調

指揮:
   長田雅人

Фантазия и Ностальгия 「ファンタジア」と「ノスタルジア」?結成4年目を迎えるアウローラが取り上げるのは、幻想世界を描いた音楽 と、郷愁の想いを描いた音楽です。 前半の「ファンタジア」(Фантазия)では、ロシアに伝わる幻想的な御伽噺を音楽で描きます。ロシアの邪 神チェルノボーグが、聖ヨハネ祭の前夜に魔物たちを引き連れて魑魅魍魎の饗宴を繰り広げる「禿山の一夜」。そし て、ロシアに古くから伝わる不死の魔王カスチェイと、伝説の不死鳥が織り成す幻想的スペクタクルを描いた「火の 鳥」。この2曲は、いずれも後年ディズニー映画「ファンタジア」シリーズに選ばれるなど、ロシアの幻想的な御伽噺を 鮮やかなオーケストレーションで描き出した傑作です。 そして、後半の「ノスタルジア」(Ностальгия)で取り上げる交響曲は、ラフマニノフが遠く離れた異国 の地で、もう帰ることのできない祖国ロシアへの想いを綴った「望郷の歌」。どんなに願っても、もう二度と戻ること のできない、懐かしい故郷の風景。それはまるで、震災で故郷を失い、帰るべき地を無くしてしまった東 北の人たちの 望郷の想いにも似ているような気がして、そんな郷愁の念を描いた音楽を今、演奏してみたいと思い、私たちはこの曲 を選びました。今のアウローラの実力を度外視した選曲ではありますが、この曲を取り上げる想いを、一人でも多くの 方に聴いて頂きたいと願っています。
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