曲目:
J.ムーディー:
スペイン幻想曲「トレド」
M.アルチュニアン:
トランペット協奏曲
M.アーノルド:
ハーモニカ協奏曲
T.ライリー:
セレナーデ
G.ジェイコブ:
5つの小品
A.ピアソラ:
リベルタンゴ
A.ピアソラ:
忘却
比嘉祥人:
ハーモニカとピアノのためのプレリュード
M.アルチュニアン:
アララト平地の夕べ
みなさんは「ハーモニカ」にどんなイメージをお持ちでしょうか。童謡や唱歌、ロードなどのポップス曲を思い浮かべる方も多いかもしれません。
クロマティック・ハーモニカは美しい音色と3オクターブ以上の音域を持ち、単旋律を奏でるだけにとどまらない多声部奏法や技も存在しています。ハーモニカに魅了された偉大な作曲家によってオーケストラとの共演作品や室内楽曲などの作品も残されてきました。
しかしクラシックジャンルのハーモニカ奏者の数は少なく、それらの作品が演奏される機会も多くありません。さらに楽譜も入手困難・・・ハーモニカ最大の特徴であるはずの「吸っても音が出る」ことを知らない人も増えており、このままでは衰退の一途を辿ってしまいます。
本公演では、まだまだ知られていないハーモニカの多様な面をたっぷりとお届けします。
さらにクロマティック・ハーモニカ・ラボ独自の研究によるこれまで不可能とされてきたテクニックも用いて、ハーモニカの可能性を追求していきます。歴史的な未来を拓く第一歩とするべく、皆様方をハーモニカマニアの世界にご招待します!