曲目:
ショパン:
ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
ピアノ: 南 杏佳
ショパン:
ノクターン第16番 変ホ長調 Op.55-2
ピアノ: 山本 悠流
ショパン:
ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
ピアノ: 塩﨑 基央
ショパン:
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
ピアノ: 大山 桃暖
ショパン:
スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
ピアノ: 大山 桃暖
ショパン:
エチュード 変イ長調 Op.25-1「エオリアン・ハープ」
ピアノ: 大山 桃暖
シューマン:
子供の情景 Op.15
ピアノ: 山本 悠流
シューマン:
クライスレリアーナ Op.16
ピアノ: 南 杏佳
ふたりの天才 4つの個性
不思議なめぐり合わせで同じ夏に同じ舞台で入賞した4人が、ひとつの美しい物語を創り上げる、冬の特級ガラコンサート。
今年のテーマは「ショパンとシューマン」。
同じ年に生まれ、同じ時代を過ごした稀代の天才ふたりの物語。
前半は、ショパンコンクール・イヤーの幕開けにもふさわしいオール・ショパン・プログラム。
秋のワルシャワでも各国の俊才たちが自らの想いを託すであろう、中期から後期の珠玉の名作を並べました。
滾る思いを激しく燃やしてあらゆる事象に正対する塩﨑基央さんの「ソナタ」と、爽やかな薫風をまとって生きてゆくことの輝きを放射する大山桃暖さんの「スケルツォ」が、物語のハイライト。
後半は、シューマンに由来する愛称を持つ美しいエチュードが、夢とポエジーの世界へいざないます。
孤高の吟遊詩人さながら独創的な歌が音の間から滴り落ちる山本悠流さんの「子供の情景」と、自己の存在の根源から強烈な情念が湧き出して止まらない 南杏佳さんの「クライスレリアーナ」は、シューマンの二面性をステージに鮮やかに映し出すでしょう。
4人が描く、ふたりの天才の物語。ぜひ冬の浦安へお越しください。
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