曲目:
フェッシュ: ソナタより4楽章メヌエット
ヴァンハル: Cbコンチェルト1楽章
ドラゴネッティ: ワルツ3番
ベートーヴェン: 魔笛の主題による12の変奏曲
サンサーンス: 動物の謝肉祭より「象
ボッテシーニ: 2つのCbの為の大二重奏曲1番より3楽章
クーセビツキー: 小さなワルツ
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
モンティ: チャルダッシュ
出演者の笠原勝二氏 のエピソードの一部です
チャイコフスキーの悲愴交響曲の出だし2つに分かれたコントラバスのミとシの静かな和音だけで始まります。とても緊張するところです。
もう40年以上前の事ですが、指揮者の山田一雄先生は全く動かず棒を振り下ろしてくれないのです。セクション全員我慢の限界…倒れ込むようにしながら…音が滲み出てきました。ファゴットのソロがひとくさりして、2回目も同じように…シビレました。その話しを山田先生のお弟子さんの小林研一郎さんにしたところ、「それは素敵なお話しですねー」とおっしゃってくださいました。