L.v.B.室内管弦楽団 第38回演奏会


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2016年11月23日(水)
会場:
府中の森芸術劇場ウィーンホール

曲目:
L.v.ベートーヴェン
 劇音楽《アテネの廃墟》 作品113 より序曲
F.メンデルスゾーン-B
 ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
  ヴァイオリン: 印田 千裕
J.ブラームス
 交響曲第2番ニ長調 作品73

指揮:
   苫米地 英一

「室内オーケストラのブラームス」、最後はブラームスの田園交響曲とも呼ばれる第2番です。ホルンのソロから始まり歓喜に溢れるフィナーレまで全体を通して穏やかな表情を持つこの曲は厳しい表情を見せる第1番とは対照的な曲で、実に21年もの歳月をかけて完成された第1番の翌年、わずか一夏の間に書き上げられています。
作曲されたペルチャッハは南オーストリアの避暑地で、現在もブラームスが滞在した家はペンションとして営業しているそうです(ただし地元ではそれほど観光名所というわけではない、らしい)。

あわせて演奏するのはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。
ベートーヴェン・ブラームスと並ぶ三大協奏曲、あるいはチャイコフスキーもあわせて四大協奏曲ともされるこの曲は素直に心に染み入るメロディーが人気で、初演から180年が見えてきている現代においても数多くの演奏会で取り上げられています。

そしてベートーヴェンの作品は《アテネの廃墟》の序曲。
あまり演奏される機会のない曲ですが、この劇音楽の「トルコ行進曲」はピアノの作品でよく知られています。
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