管絃楽団ポリヒュムニア 演奏会

これは既に終了した演奏会です。
日時: 2013年8月18日(日)
会場:高槻現代劇場 大ホール

曲目:
芥川也寸志: 交響管絃楽のための音楽
芥川也寸志: 絃楽のための三楽章
A.ツェムリンスキー: 交響詩「人魚姫」

指揮:
   木下麻由加

【交響管絃楽のための音楽(芥川也寸志)】
NHK放送開始25周年記念懸賞に応募するために作曲。見事1位を受賞。若き芥川のエネルギーがたっぷりとこめられている。敗戦の逆境に負けじと息巻いている日本を象徴する作品。
【絃楽のための三楽章《トリプティーク》(芥川也寸志)】
ニューヨーク、カーネギーホールにて初演。副題・トリプティークは“三連画”を意味する。作曲者が傾倒していたショスタコーヴィチの影響が色濃い。邦人作曲家による弦楽合奏曲の代表作であり、武満徹の《弦楽のためのレクイエム》と並んで、世界中でよく演奏されている。
【交響詩《人魚姫》(A.ツェムリンスキー)】
アンデルセンの童話を題材とする一大音楽絵巻。1905年の初演後、楽譜が散逸していたが、ツェムリンスキー再評価の高まる1980年代に蘇演。 “暗く深い海の底で人間世界を夢見る人魚姫。ある日、嵐に見舞われた王子を救った彼女は彼に恋をする。美しい声と引き換えに人間の姿になる薬を魔女にもらって、王子のもとへたどりつくが・・・・・。” 当時最先端の音楽語法と伝統的な手法を絶妙にとりあわせたこの作品には、細やかな心理描写や世界観の表現があふれている。とりわけ、ヴァイオリン独奏によって奏でられる“人魚姫の主題”の美しさは、聴くものを惹きつけてやまない。
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