アウローラ管弦楽団 第9回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2013年6月16日(日)
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
曲目:
A.P.ボロディン: 交響曲第2番ロ短調「勇士」
A.P.ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」より“アウローラ・セレクション”
イーゴリ公(バリトン): 菅井 寛太
コンチャク汗(バリトン): 折田 真樹
ヤロスラヴナ(ソプラノ): 菅又 美玲
米津 俊広
合唱: 柏フィルハーモニー合唱団、混声合唱団 コール・ミレニアム
第9回定期演奏会では、ロシア国民楽派を代表する作曲家ボロディンにスポットをあてた「オール・ボロディン・プログラム」として、彼の作品の中から「最もロシア的」とされる2つの名作を、新しく生まれ変わったミューザ川崎にてお届け致します。 前半に演奏します交響曲第2番は、「ロシアを代表する初めての本格的交響曲」、「ロシアン・シンフォニーの王道(ロシア・オブ・ロシア)」とも称される、全編がロシアの薫りに満ちた名作です。「勇者たちの集い」に喩えられる、勇猛な騎馬軍団の出陣を思わせる第1楽章を始め、収穫の宴の情景を華やかに描いたかのような喜びに溢れた第4楽章。そして全曲の白眉である、悠久なるロシアの大地、大自然の風景を壮大なスケールで描いた第3楽章と、全曲がロシア音楽の圧倒的なロマンティシズムで朗々と歌い上げられます。第3楽章のクライマックスは、まさに母なる大地ロシアを讃える大自然讃歌であり、雄大なる大地と、果てしなく広がる大空と、そしてそこに息づく生き物や人々が一体となって共に呼吸をしているかのような、そんな大パノラマの情景が目に浮かぶことでしょう。遥かなる地平線の彼方に広がる落日の様子を眺めながら、金色に染められた豊穣の大地を讃えるかのような一大スペクタクルを、ぜひ体験して頂ければと思います。 そして後半に演奏するのは、中世ロシアの大叙事詩である「イーゴリ公」の、壮大なオペラ絵巻の中からのハイライトです。有名な「ポロヴェッツ人(だったん人)の踊り」から、珠玉のアリアまで、ソリスト陣と混声合唱をお迎えして50分ほどのハイライトにしてお届けします。中世ロシアの独特な世界観に溢れたひと時をご堪能頂ければと思います。
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