テレマン室内オーケストラ ≪中之島をウィーンに!≫日本テレマン協会 第242回 定期演奏会 ベートーヴェン 交響曲第6番 「田園」
これは既に終了した演奏会です。日時: 2017年7月11日(火)
会場:
大阪市中央公会堂 中集会室
曲目:
ベートーヴェン:
交響曲第6番「田園」
モーツァルト:
ピアノ協奏曲 第17番 ト長調
C.P.E.バッハ:
シンフォニア ト長調
延原武春
フォルテピアノ: 高田泰治
ベートーヴェンが求めた音はこの響きだった…。
この夏、大阪市中央公会堂で復活するベートーヴェン「田園」初演の響き。
ドイツから功労勲章を授賞した日本人唯一の指揮者によるアプローチに注目!
「田園」…どこでも聴けそうな曲だと思いませんか?
延原武春&テレマン室内オーケストラの演奏は一味違います。
オーケストラの楽器は全てベートーヴェン達の生きていた時代のスタイルで演奏します。
このように作品の時代に合わせた楽器による演奏は、
日本ではあまり浸透していませんが、ヨーロッパでは広く親しまれています。
これらの楽器を使う事により、1808年の初演に近い響きを出す事ができます。
楽器のコントロールにおいても、モダン楽器だと無理が生じるアーティキュレーション 表現 をより自然に演奏できるのが特徴です。
具体的にはどのような音色が出るのでしょうか?
やはり、大ホール用に改良されたモダン楽器のオーケストラとは全く別物です。
もちろん改良前の楽器ですので、モダン楽器と比べて艶や迫力こそは劣ります。
その一方、素朴な響きで各楽器がうまく溶け合い、演奏を聴いた後は、
「この曲がこんな風に聴こえるなんて、作品の印象が変わった!」と言う感想を多く頂戴します。
古い演奏スタイルでありながら、耳には新鮮な響きを...。
違いは、皆様の耳でお確かめ下さい。
指揮と解説は、大阪の名物指揮者・延原武春。
ベートーヴェンへのアプローチは定評があり、ドイツ本国から功労勲章を授賞した日本人唯一の指揮者です。
古楽器とモダン楽器の違いなどについても、延原による解説でご案内いたします。
コンサートの舞台は、大阪が誇る国の重要文化財・大阪市中央公会堂。
ヨーロッパ宮廷のような雰囲気が味わえると人気を呼んでいます。
コンサートホールでは絶対に味わえないレトロな雰囲気です。
まさに、モーツァルト達が生きていた当時のサロン空間にタイムスリップ!
これぞ《音楽・建築・文化》が一体となった、クラシックコンサートの最先端の楽しみ方!
この夏、絶対に聴き逃せないコンサートです。
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