レクチャーコンサート音語り ヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをお迎えして Vol.6
これは既に終了した演奏会です。日時: 2023年8月2日(水)
会場:
としま区民ホール 多目的ホール
曲目:
クルックハルト:
レーナウの詩によるオーボエ、ヴィオラとピアノのための5つの幻想小曲集「葦の歌」作品28
ベートーヴェン:
弦楽五重奏曲 ハ長調 作品29 より第1楽章
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364(弦楽六重奏版:編曲者不詳)
ヴィオラ: 村上淳一郎
広く一般の方々に音楽に親しんで、深めていただこうと始まったお話しコンサート「音語り」。世界的に活躍されているヴィオラ奏者 村上淳一郎さんをゲストにお招きする音楽寺子屋は、今回で6回目。村上さんの美しく深い音色や、本質をつく言葉に魅了されるファンが毎年増えていくほどの大人気の企画です。
今回は、前半は、19世紀半ばのドイツの作曲家 アウグスト・クルークハルトが、詩人レーナウの詩にインスパイアされて書いた「葦の歌」を取り上げます。シューマンやメンデルスゾーン、リスト、シュトラウスにも用いられていたというレーナウの詩を、クルークハルトがいかにして音楽で表現したのか、すでに完成されたその詩を音楽にすることで、新たな深みがそこに加わり、耳から全身に伝わっていくことの作品の素晴らしさを村上さんが、紐解いていきます。「言葉と音楽」をテーマにしたレクチャーコンサート形式で、解説のあと、全曲を通してお聞き頂きます。後半は、モーツァルトの協奏交響曲。広く知られているこの曲の弦楽六重奏版は、新鮮な響きとアンサンブルを紡ぎ出します。
音楽寺子屋の醍醐味ともいえるそのリハーサルも公開します!リハーサルでは、クルットハルトの作品をさらに細部に渡って時間をかけて味わっていきます。聞きにいらした皆さまと共に、音楽とは何ぞや、生きるとは何ぞやと、問いかけ、わいわい楽しみ、音楽を味わい尽くす熱き5日間。どうぞお楽しみください。(主宰:本郷幸子)
【出演】
オーボエ:岡北斗、ピアノ:堀部ともよ、
ヴァイオリン:加藤えりな、廣海史帆、本郷幸子
ヴィオラ:落合なづき、後藤俊太郎、原田友一、村上淳一郎
チェロ:加藤歩、門脇大樹、丸山泰生
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