白夜に聴く音　室内楽コンサートVol.6

曲目：
メラルティン：
　弦楽三重奏曲　イ短調　Op.133
グリーグ：
　アンダンテ　コン　モート　ハ短調　
ブラームス：
　ピアノ四重奏曲　第3番 Op.60

フィンランド在住のヴァイオリニスト藤田有希と、彼女の敬愛する音楽家たちによる室内楽コンサート。コロナ禍を経て第6回目となる今回は、北欧の作品とブラームスを取り上げる。
フィンランドの作曲家、エルッキ・メラルティンは20世紀初頭の北欧音楽を代表する一人で、2025年で生誕150年を迎えるため、今年は積極的に取り上げている作曲家。今回演奏する弦楽三重奏は晩年に書かれたもので、独特の調性感と抒情的な彼らしい旋律の詰まった作品。また、同じく北欧はノルウェーの作曲家でお馴染みのグリーグより、隠れた名曲とも言われるピアノ三重奏曲を前半のプログラムで取り上げる。後半ではピアノ四重奏になり、ブラームスによって静かな熱い夜へ。
一晩に様々な楽器編成によるプログラムも珍しく、どっぷりと室内楽に浸かれる贅沢な企画となっています。

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