同志社グリークラブ 第119回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2024年2月18日(日)
会場:
京都コンサートホール 大ホール
曲目:
多田武彦:
男声合唱組曲『柳河風俗詩』
エウゲン スホニュ:
エウゲン スホニュ男声合唱曲集
田中達也:
男声合唱とピアノのための『三つの悲歌』
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(作曲) 福永陽一郎(編曲):
チャイコフスキー歌曲集
伊東恵司
小嶋響
我々同志社グリークラブは、1904年に創部された男声合唱団です。
創部以来学生の街京都を拠点として、国内外で演奏をして参りました。
今年度の活動の集大成といたしまして、今年も定期演奏会を開催いたします。往年の名曲から、同志社グリークラブオリジナルの曲まで様々な楽曲をお届けします。
第1ステージ「男声合唱組曲柳河風俗詩」
北原白秋が若かりし日に過ごした福岡県にある柳川の情景を表した作品で、作曲者の多田武彦先生のデビュー作でもあります。柳河のゆったりとした風情を感じられる素敵な曲集となっております。
第2ステージ「エウゲン スホニュ男声合唱曲集」
東欧のバルトークやコダーイなどに継ぐ作曲家であるエウゲン スホニュの作品を演奏致します。スホニュは祖国スロバキアの復帰を何よりも望んだ活動家であり、そういった本来のスロバキアに根付く民族音楽に基づく作曲に力を入れていました。圧政などに対する強い思いや、ノスタルジーを色濃く表した弊団の音楽と力強くも優美なサウンドのシナジーをお楽しみいただけます。
第3ステージ「男声合唱とピアノのための『三つの悲歌』」
三つの悲歌とは日本のランボーと称された大正、昭和初期の詩人逸見猶吉(へんみゆうきち)の足尾鉱毒事件の悲惨さを表現した詩に、田中達也先生が息を吹き込み音楽にした作品です。
この曲集は初演団体以外での演奏が初めてでございます。是非この機会をお見逃し無く!
第4ステージ「チャイコフスキー歌曲集」
ロシアの大作曲家チャイコフスキーの歌曲を福永陽一郎先生によって男声合唱版に編曲された作品です。歌曲の詩はハインリッヒ ハイネやゲーテ、トルストイなど、ドイツとロシアの著名な詩人が詩作しております。今回は同志社グリーに長年伝わる未出版のオリジナル譜を用い、ドイツ語にて演奏致します。
様々な表現技法を要する大曲で、ハードルは高い作品ですが、団員一同研鑽を重ねておりま
す。
ぜひ足をお運びください!
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