Orchestra Ensemble Free 第23回演奏会


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2016年5月22日(日)
会場:
尼崎市総合文化センター あましんアルカイックホール

曲目:
三好 真亜沙
 天泣 (2012)
マーラー
 交響曲第10番より アダージョ
助川 舞
 溟渤を織る星の糸 (2015年改訂版) [Ensemble Free 委嘱作品・関西初演] 世界初演
シベリウス
 交響曲第7番

指揮:
   浅野 亮介

アンサンブル・フリーは、2000年に指揮者・浅野亮介によって設立されたアマチュア・オーケストラです。これまでに20回以上の自主演奏会を開催しており、国内の優秀なソリストとの共演や、数々の大曲への挑戦を行っています。
また、現在は東京の姉妹団体「アンサンブル・フリーEAST」とともに、国内の若手作曲家の作品を紹介する活動にも力を注いでいます。

今回の演奏会では、20世紀最大の作曲家二人の最後の交響曲と、21世紀の新進気鋭の作曲家二人の作品を同時に採り上げます。

三好 真亜沙(みよし まあさ)さんは、カワイ出版から女声合唱曲「冬が来た」が出版されるなど個人の作曲家として活躍される一方、現在はゲーム音楽の開発に携わっておられます。
今回演奏する「天泣(てんきゅう)」は、東京藝術大学在学中の2012年に作曲された作品です。

マーラーの交響曲第10番は、作曲者の死によって未完に終わった大曲です。
その第1楽章「アダージョ」は、マーラー自身の手でほぼ完成に近い形が遺されている唯一の楽章です。

助川 舞(すけがわ まい)さんの「溟渤(めいぼつ)を織る星の糸」は、アンサンブル・フリーEASTからの委嘱作品として、2015年3月に初演されました。
今回の関西初演にあたり、管楽器の増強などの改訂が加えられています。

シベリウスの交響曲第7番は、シベリウスが生涯で最後に完成させた交響曲です。
創作活動の最後期に生まれた作品のひとつでもあり、シベリウス円熟の技法が凝縮されています。

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