Hynemos Wind Orchestra 第7回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2015年4月19日(日)
会場:ルネこだいら 大ホール
曲目:
大栗裕: 吹奏楽のための「神話」〜天の岩屋戸の物語による
大栗裕: 吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」
G. ホルスト: 日本組曲 作品33
A. リード: シンフォニック・プレリュード
三善晃: 吹奏楽のための「クロス・バイ マーチ」
R. ジェイガー: ジュビラーテ
櫛田胅之扶: 雲のコラージュ〈改訂版〉
間宮芳生: ベリーを摘んだらダンスにしよう
川崎美保: パルス・モーションII
田村文生: 饗応夫人~太宰治作「饗応夫人」のための音楽~
岡田 渉
世界的に見てもかなり特殊で豊かな吹奏楽の土壌を持つ日本。今回のヒネモス定期では、その日本の吹奏楽を特集しています。
日本の吹奏楽の特殊性を際立たせる物のひとつは課題曲だと言えると思いますが、その過去の課題曲の中から、まだ完全に委嘱作ではなかった時代のもの(リード)、海外の人気作曲家に委嘱したもの(ジェイガー)、課題曲という文化が無ければ巡り会うことはないであろう大作曲家の作品(三善)、そして、様々な試みの中で生まれた大作ばかりの1994年の課題曲を演奏いたします。
また、日本の民謡や童謡を用いてイギリスの作曲家ホルストによって書かれた作品(「日本組曲」)と、東洋のバルトークと称され、その作品をベルリン・フィル・ハーモニーの演奏会でも取り上げられた大栗裕の作品(「神話」「大阪俗謡による幻想曲 」)を聞き比べることによって、日本的な吹奏楽作品とは何か、という問いにとどまらず、日本の音楽とは何かを考えていたたける体験となり得るのではないでしょうか。
この機会に是非会場にお越しください。(監督)
←この団体の一つ前の演奏会 | この団体の次の演奏会→ |
演奏会の補足説明、演奏会の感想などご自由にお書きください。 comments powered by Disqus