Hynemos Wind Orchestra 第9回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2017年4月23日(日)
会場:
ルネこだいら[小平市民文化会館] 大ホール
曲目:
ジェイガー:
吹奏楽のための交響曲第1番
R. R. ベネット:
古いアメリカ舞曲による組曲
リード:
音楽祭のためのプレリュード
ハンソン:
ディエス・ナタリス
バーバー:
コマンド・マーチ
岡田渉
〜吹奏楽のフロンティアへ〜
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンによって数々の名作が産み出され、常に新しい時代の空気を取り入れながら発展を続け、文字通り器楽合奏のための芸術作品の頂点と呼ぶべき存在となった交響曲。ヒネモス・ウインド・オーケストラでも第6回(ヒンデミット)、第8回(ミャスコフスキー)と、その系譜を継ぐ吹奏楽のための交響曲を取り上げてきましたが、第9回定期演奏会では「シンフォニア・ノビリッシマ」や「ジュビラーテ」の作曲者として知られるアメリカの作曲家、ロバート・ジェイガーの「交響曲第1番」を演奏いたします。
当時まだ若い作曲家であったジェイガーの、ほぼ初めて世に出した大曲が吹奏楽のための交響曲であったという事実は、その後のリード、バーンズ、デ=メイ、マスランカ等によって築かれた吹奏楽の交響曲というジャンルの大きな礎となり、まさに吹奏楽の新天地への入り口となったのではないでしょうか。
ジェイガーの交響曲を中心に、第二次世界大戦終戦直前から1960年代までの、不安と期待に満ち溢れた当時のアメリカの空気を存分に感じられるプログラムとなっています。是非会場にてお楽しみください。
(音楽監督)
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