JSO 有馬みどり バッハ 平均律第二巻 24曲 全曲演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2024年7月12日(金)
会場:宝塚ベガホール
曲目:
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第1番 前奏曲とフーガ BWV 846
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第2番 前奏曲とフーガ BWV 847
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第3番 前奏曲とフーガ BWV 848
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第4番 前奏曲とフーガ BWV 849
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第5番 前奏曲とフーガ BWV 850
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第6番 前奏曲とフーガ BWV 851
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第7番 前奏曲とフーガ BWV 852
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第8番 前奏曲とフーガ BWV 853
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第9番 前奏曲とフーガ BWV 854
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ: 第10番 前奏曲とフーガ BWV 855
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 平均律第二巻 24曲 全曲演奏会
有馬みどり ピアノリサイタル Vol.57
公演について
2016年より8回に渡るベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会を完走。一回ずつベートーヴェンを咀嚼し、己の血肉・糧としてきた次の一歩が、J.S.バッハ の平均律クラヴィーア曲集だった。一昨年に第1巻 全24曲の前奏曲とフーガ (BWV 846~869) をリサイタルで取り上げ、今年は第1巻完成から20年後の1742年に完成した第2巻全曲 (BWV 870~893) に挑む。
革新性を持ち、全曲通して弾くことで見えてくる、多様なスタイルを飲み込みながら有機的で巨大な伽藍になるような第1巻に比べ、第2巻はもっと削ぎ落とされた、平易で、日常に宿る清らかで透き通るような慈しみと愛を感じる。
バッハから私たちへの ~時に神への!~ 手紙を読むように、在るがままに全霊をこめて演奏できればと思います。
プロフィール
西宮生まれ。1992 年より単身ロシアに渡り国立モスクワ音楽院付属中央音楽学校ピアノ科に入学。 1995 年同校修了。 2002 年より Australian Institute of Music(Sydney)にて学ぶ。
2006 年第 10 回松方音楽大賞受賞。
2011 年のリサイタルではリスト超絶技巧練習曲全曲コンサートを各地で開催。
2016 年からは ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会 全 8 回 シリーズ(山村雅治プロデュース)をスタートし、2019 年 12 月に完結。
ベートーヴェン生誕 250 周年にあたる 2020 年には、ベートーヴェンのバガテル 作品 33 及び 作品 126、ディアベッリの主題による 33 の変奏曲作品 120 で締めくくった。
また近年はバッハ作品に焦点を合わせ、2022 年にはバッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻の全曲演奏会を行う。師 野島 稔。
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