クラングレーデ コンサート事務局 バロック・オーボエの音楽


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2016年4月29日(金)
会場:
近江楽堂

曲目:
G.F.ヘンデル
 オーボエ・ソナタ ハ短調 Op. 1/8; HWV 366
  バロック・オーボエ: 大山有里子
G.F.ヘンデル
 オーボエ・ソナタ 変ロ長調 HWV 357
  バロック・オーボエ: 大山有里子
G.F.ヘンデル
  オーボエ・ソナタ ヘ長調 Op. 1/5; HWV 363a
  バロック・オーボエ: 大山有里子
G.F.ヘンデル
 組曲 第8番ヘ短調 HWV.433より、アダージョ、アレグロ(チェンバロソロ)
  チェンバロ: 寺村朋子
F.ジェミニアーニ
 チェロ・ソナタ ハ長調 Op.5/3 H.105 
  バロック・チェロ: 髙橋弘治
C.P.E.バッハ
 オーボエ・ソロ ト短調 H549; W135
  バロック・オーボエ: 大山有里子
J.S.バッハ
 トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529
  バロック・オーボエ: 大山有里子
            その他


 初めて現代のオーボエを手にした18歳の時、普通に(リコーダーみたいに)吹いてもウンともスンとも音が出ないような、こんな楽器をいったい誰がどうやって発明したのだろうと疑問に思いました。
 今のオーボエは始めから今のオーボエだったのではないのです。大昔の文字もないような時代から、二枚の葦のリードでビービーと鳴らす笛は世界中にあったのですが、17世紀の終わり頃のフランスで、オペラの中で使われる、より洗練された「オーボイ」という楽器が誕生しました。オーボイは瞬く間にヨーローパ中に広まり、18世紀の黄金時代を迎えます。多くの作曲家がオーケストラの中でソロをこの楽器に割当て、ソロソナタを作曲しました。
 「Der gleichsam redende Hautbois」ドイツバロックの作曲家マッテゾンの言葉です。「あたかも話すようなオーボエ~雄弁なオーボエ」。この言葉は、まろやかに朗唱し語りかけ,感情を駆り立て人びとを魅了する、バロック・オーボエの魅力を表現しているのです。 
(大山有里子)
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