国分寺チェンバーオーケストラ(KCO) コンサート

これは既に終了した演奏会です。
日時: 2011年10月23日(日)
会場:武蔵野市民文化会館小ホール

曲目:
W. A. モーツァルト: 交響曲代39番変ホ長調KV543
F. J. ハイドン: 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」管弦楽版Hob.XX/1a

指揮:
   坂本徹

【PR】J.ハイドンの演奏で定評をいただいているKCOですが、今回取りあげる「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」は、ハイドンの代表作とも異色作ともいえるかもしれません。スペインの礼拝堂からの依頼で1786年に作曲されたこの曲は、十字架に掛けられたイエス・キリストが遺した7つの言葉を司祭が一つひとつ語り、信者が瞑想する時間に演奏するための音楽でした。死の間際に絞り出すように語られたであろう“言葉”は、研ぎ澄まされた美しさをもって静かに力強く胸に迫ってきます。難曲ですが、ハイドン自身が語ったように「初めて聴く人にも深い感動を与えずにはおかない」演奏をお届けできればと思います。カップリングには、同時代に作曲されたモーツァルト晩年の交響曲から第39番変ホ長調を。明朗でいてどことなく哀しみを秘めた響きは大変魅力的で、モーツァルトの「白鳥の歌」と呼ばれることもあります。クラリネットを軸とした木管楽器の柔らかなアンサンブルも聴きどころです。【国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)プロフィール】 1995年春、「古典音楽の楽しさ」を追求すべく、美術大学出身者を中心に有志を募り結成。現在ではコンセプトに賛同したアマチュア演奏家が広く首都圏より集まる。古楽界の奇才・坂本徹氏の指導のもと、古典音楽本来の響き模索しながら、既成概念にとらわれない発想と解釈による斬新で大胆な演奏を目指している。主にモダン楽器を使用しているが、古楽器奏法の豊かな語法を取り入れ、KCO独自の響きを作り出している。 近年は古典音楽に造詣が深い大西律子・諸岡典経・鈴木禎各氏をトレーナーに迎え、各パートでも細部にわたって音楽を煮詰めていく練習を行っている。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Clip to Evernote
←この団体の一つ前の演奏会この団体の次の演奏会→
国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)の演奏会一覧
国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)全演奏曲リスト
国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)のホームページ
国分寺チェンバーオーケストラ(KCO)のツイッターアカウント
モーツァルトの交響曲第39番のCDを検索
ハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」のCDを検索


演奏会の補足説明、演奏会の感想などご自由にお書きください。
comments powered by Disqus