kuniko kato arts project 世紀のクセナキスプロジェクト!
これは既に終了した演奏会です。日時: 2016年10月29日(土)
会場:
彩の国さいたま芸術劇場小ホール
曲目:
ヤニス・クセナキス:
プレイアデス
ヤニス・クセナキス:
ルボンa,b
「プレイアデス」それは、20世紀の偉大なる作曲家ヤニス・クセナキスが6人の打楽器奏者のために残した傑作である。クセナキスは作曲家である以前に、数学者でもあり建築家でもあり、その緻密に計算し尽くされた作品は、不可能の域を超えて 難題をいくつも投げかける。しかし、生身の人間の演奏という行為に委ねられ、それに挑み、その限界を超えた時、彼の音楽は、宇宙空間へと広がり、星になる。
加藤訓子の意欲的なチャレンジは、4楽章各6パート、計24パート全曲を自身で演奏することであり、音色、楽器、リズム、空間、6人では正確に合わせることすら困難な作品をオリジナルの楽譜に限りなく忠実に再現した。そこには発表前から既に世界で話題騒然となるほどの高い完成度が存在し、これまでに類を見ない新たな「プレイアデス」の新たなリファレンスとして成立している。SEXTET 6人の加藤訓子が等身大で巨大スクリーンに映し出され、192k ・24bitオーディオで出力されるスタジオマスターのハイレゾ音源は、圧倒的な情報量であたかもそこに6人の奏者がライブ演奏して いるかの如く臨場感溢れる音場を創り出す。
音楽と映像のインスタレーション、ライブパフォーマンス、そして各界のゲストを迎えてのアフタートーク。会場の皆様と語り合い、体験し、感じ合う凝縮された貴重な時空間。
英国スコットランドの高音質で知られる世界的レーベル「LINN」からCDを出す唯一の日本人アーティストである加藤訓子が、昨年4月に グローバルリリースした話題の第三弾アルバムIX (アイ・エックス)のライブ版公演。IXは、日本レコードアカデミー賞でダブルノミネートされ、クセナキスの正式アーカイブ作品として仏CIX (Center Iannis Xenakis) へ収蔵される。英グラモフォン誌等世界の有力各紙より高い評価を受ける。
加藤訓子は、比類なき芸術作品を世界へ向けて発信します。
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