横浜みなととなみ管弦楽団 第1回演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2016年11月12日(土)
会場:
神奈川県立音楽堂
曲目:
レズニチェク:
歌劇「ドンナ・ディアナ」序曲
ハイドン:
交響曲第100番 ト長調「軍隊」Hob.I-100
マーラー:
交響曲第4番 ト長調
ソプラノ: 清水麻依
児玉章裕
上(左)から読んでも「みなととなみ」、下(右)から読んでも「みなととなみ」、「横浜みなととなみ管弦楽団」の第1回演奏会です。マーラーの交響曲第4番をメインとしたプログラムを演奏します。
【プログラムのコンセプト】
選曲の意図ですが、まず「古典に倣って」ということ。レズニチェクの序曲はトロンボーンやテューバを外し、形式も古典派のアレグロ楽章に倣って、極めて軽く(「フィガロ」とかのイメージ?)作ってあります。提示部には繰り返し記号まであります。
マーラーの交響曲第4番も古典派交響曲を真似て作ってあるとはいえ、実際にはそんな単純なものをマーラーが書くワケもなく、随所にアイロニーや毒が潜んでます。天国を歌う曲のハズなのに......。
次に、あまり有名曲がない「ト長調交響曲」ということ。頻繁に演奏される「ト長調交響曲」ってどんな曲が思い付きますか? まず思い浮かぶのはハイドン。ニックネーム付きだと、第8番「晩」、第88番「V字」、第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」、そして今回の「軍隊」。もちろんモーツァルトだって「ト長調交響曲」を書いているのですが、ハイドン以後のト長調の有名交響曲となるとドヴォルザークの第8番くらい?
頻繁に演奏される「ト長調交響曲」って本当にないものですね。マーラーが交響曲第4番の調性をト長調にして、編成からトロンボーンやテューバを外したとき、当然ハイドンの交響曲のことは意識していたことでしょう。
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