サロン・ドゥ・螺 北夙川不可止プロデュース古楽シリーズvol.19(夜の部)


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2016年11月6日(日)
会場:
サロン・ドゥ・螺

曲目:
ジョスカン・デ・プレ:
 ミル・ルグレ
鈴木貴博
 ミル・ルグレ 世界初演
アンテケラ:
 ビウエラ歌曲より
フレスコバルディ:
 そよ風吹けば
澤朱里
 さくらさくらによるシャコンヌ 世界初演

   ソプラノ: 丸山晃子
   バロックヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ: 上川忠昭
   スピネット、作曲: 澤朱里

1925年に建てられた国の登録有形文化財である船場ビルディング。そのパティオを巡る回廊三階にあるサロン・ドゥ・螺における月例古楽シリーズ、2016年11月はシリーズ初登場の空想古楽の開催です。

安土桃山時代、安土セミナリヨでは日本で初めて西洋音楽が演奏され、織田信長もそれを聴きにいったと伝わっています。そののち、天正遣欧少年使節は帰国後、豊臣秀吉の御前でジョスカン・デ・プレの「ミル・ルグレ」を演奏したという記録があります。 史実ではそのあと日本は鎖国してしまいますが、もし日本が鎖国せず、東西の文化交流が続いていたらどうなったでしょう? ルイ14世の宮廷でヴェルサイユ楽派の音楽が花開いた頃、日本もまた元禄文化が花開き、八橋検校という天才作曲家が登場します。 そして検校が亡くなる頃、バッハやヘンデルが生まれています。

歴史に「もし」は禁物ですが、芸術には大きなインスピレーションをもたらします。歌人北夙川不可止と、日本基督教団安土教会牧師で作曲家の鈴木貴博氏の二人が「もし日本が鎖国しなければ、日本でもバロック音楽が生まれていたかもしれない。また印象派が浮世絵の影響を受けたように、バロック音楽にも古典邦楽が影響を与えることがあったかもしれない」という空想を基に始めたのが、空想古楽です。

今回は後期ルネサンス~初期バロックの音楽と、鈴木貴博牧師と澤朱里さんの空想古楽曲によるプログラムをお届けします。

2016年11月6日(日)
昼の部:15時開演
夜の部:18時開演
※開場はそれぞれ開演の30分前

出演
澤 朱里(スピネット、作曲)
上川忠昭(バロック・ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ)
丸山晃子(ソプラノ)
鈴木貴博(作曲)
北夙川不可止(作詞、司会)

料金
3000円

会場
〒541-0047大阪市中央区淡路町2丁目5番8号船場ビルディング314号室 サロン・ドゥ・螺
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