彩の国さいたま芸術劇場 次代へ伝えたい名曲 第13回 モルゴーア・クァルテット
これは既に終了した演奏会です。日時: 2018年5月12日(土)
会場:
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
曲目:
ハイドン:
弦楽四重奏曲 ト長調 作品33-5 Hob.Ⅲ:41 「ごきげんいかが」
ツェムリンスキー:
弦楽四重奏曲 第3番 作品19
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲 第9番 変ホ長調 作品117
メタリカ(荒井英治編):
メタルマスター(マスター・オヴ・パペッツ)
現代日本を代表するベテランの実力派音楽家が、これまでの音楽人生を振り返り、次の世代に向けての思いを込めて編んだプログラムで臨むリサイタル・シリーズ、それが「次代へ伝えたい名曲」です。
第13回目にはシリーズ初のアンサンブル、2017年に結成25周年を迎えた日本屈指の弦楽四重奏団モルゴーア・クァルテットが登場します。近年はクラシックファンのみならず、プログレッシヴ・ロック作品の演奏で異ジャンルからも注目を集めている彼ら。メンバーひとりひとりが国内有数のオーケストラで活躍する名手でもあり、彼らの斬新な取り組みと曲の核心に迫る演奏は常に話題と熱狂を呼んでいます。
プログラムは、古典作品から現代までモルゴーアの魅力と歴史がつまった聴き応えのある作品がならびました。
これぞ必聴!ぜひご期待ください。
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■出演者からメッセージ
弦楽四重奏のための「名曲」と呼ばれるものは多数あります。しかしいわゆる「人気曲」として挙げられるのは「名曲」の中のごく一部です。さらに言うならば、本当に弦楽四重奏ならではの音楽の「深み」を内に湛えているのは「知られざる名曲」のほうだと言ってもよいかもしれません。 モルゴーア・クァルテットは長く活動を続けてきましたが、いわばこうした「知られざる名曲」探険に努めてきました。
今回、選曲にあたっては、モルゴーアにとって懐かしい曲、思い出深い曲という視点も持ちつつ4曲を選びました。 前半は古典派と表現主義にみるウィーンをハイドンとツェムリンスキーに訪ねます。後半はプロテストとしての音楽を、スターリン圧制下のソ連で活動を続けたショスタコーヴィチと、世紀末的なロック形態であるヘビメタの代表格であるメタリカに登場してもらい、未来の音楽を考察する上での足掛かりにしたいと考えています。
モルゴーア・クァルテットの四半世紀の活動をぎゅっとまとめたプログラムとして興味深いものになったと自負しております。
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