千葉ニュータウン・フィルハーモニー・オーケストラ 第17回定期演奏会

これは既に終了した演奏会です。
日時: 2014年9月21日(日)
会場:白井市文化会館大ホール(北総線白井駅より徒歩10分、駐車場あり)

曲目:
ボロディン: だったん人の踊り
チャイコフスキー: 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
ブラームス: 交響曲第4番

指揮:
   高橋 俊之

千葉ニュータウン・フィルハーモニー・オーケストラは、2002年に設立され、2年に3回というペースで白井市文化会館大ホールを拠点に定期演奏会を重ね、今回の定期演奏会は第17回目となります。歴史的には、まだまだこれからのオーケストラですが、多くの指導者にも恵まれ、更なる成長が期待されるオーケストラです。

今回の演奏会のオープニングは「だったん人の踊り」。政治の世界で注目のウクライナが舞台となった歌劇『イーゴリ公』の一場面で、ロシアの作曲家ボロディンの名作です。オーボエとイングリッシュホルンのエキゾチックなソロが印象的で、TVコマーシャル等に数多く採用されています。

2曲目は「ロメオとジュリエット」。ニーノ・ロータが作曲した映画音楽もいいのですが、他にも多くの方がテーマにして作曲しています。グーグルでの検索ではロシアの作曲家プロコフィエフによるものが最もヒットするようですが、今回は同じくロシアの作曲家チャイコフスキーが残した名曲を採り上げます。「幻想序曲」と銘打たれたドラマチックな展開には誰もが引き込まれ、私が選ぶ「ロメオとジュリエット」ナンバー1です。

さてメインのブラームスの交響曲第4番は、ベートーベンの後継者を自称する彼の最後の交響曲で自身も認める最高傑作。20年という長い歳月をかけて作った第1番の初演から、9年後に完成しています。重厚感をベースとしつつ哀愁のあるメロディーの「聴き頃」はたぶん秋でしょう。ベストシーズンには少し早いかもしれませんが、季節の先取りということで、ぜひ演奏会へお出かけください。
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