栗山沙桜里 プロコフィエフピアノソナタ全曲 第4回


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2024年6月18日(火)
会場:
日暮里サニーホールコンサートサロン

曲目:
プロコフィエフ
 ピアノソナタ第5番 ハ長調 Op.135
プロコフィエフ
 ピアノソナタ第9番 ハ長調 Op.103
プロコフィエフ
 束の間の幻影 Op.22


プロコフィエフの人生史とも言えるピアノソナタの全曲演奏も、いよいよ最終回となります。
今回は初回で取り上げた第5番の改訂版、そしてナンバリング最後の第9番を主軸に演奏いたします。
パリ時代に作った第5番は、時を経て作り直した事でかなり印象の違う作品となります。特に終楽章は相当な手直しが為されています。作曲時間の制限を医者に指示されてなお、改訂する事にこだわった理由とは一体何故なのか。
第9番は通常のプロコフィエフのエネルギーに満ちたイメージとは一線を画します。本人も喝采を浴びるような作品ではないと明言している通り、非常に内省的で透明度の高い印象を持ちます。肩肘を張ったような性格で生きてきた彼が、その仮面を外して内を覗き込んだ時に出てきた音楽がある種無垢なものであったというのは、人によっては意外な物として映るかもしれません。
プロコフィエフの素顔とは本当はどんな物だったのか?という事をぜひ見届けて頂ければ幸いです。
たくさんの方のご来場をお待ちしております!
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