関西学院交響楽団 第134回定期演奏会 阪神・淡路大震災25周年メモリアル


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2020年2月8日(土)
会場:
神戸国際会館こくさいホール

曲目:
ブラームス
 大学祝典序曲
大澤壽人
 交響組曲 路地よりの断章
ムソルグスキー
 交響詩 禿山の一夜 リムスキー=コルサコフ編
チャイコフスキー
 交響曲第5番 ホ短調 作品64

指揮:
   客演指揮 佐渡裕
   学生指揮 佐伯悠六

阪神・淡路大震災25周年メモリアルコンサートです。客演指揮に兵庫県ゆかりの指揮者、佐渡裕先生をお招きします。

■佐渡裕(指揮者)
京都市立芸術大学卒業。故レナード·バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード·バーンスタイン·エルサレム国際指揮者コンクール優勝。2015年9月より、110年以上の歴史を持ちオーストリアを代表するオーケストラ、トーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。また、パリ管弦楽団、ベルリン·ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン·フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(現NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、 シエナ·ウインド·オーケストラの首席指揮者を務める。CDリリースは多数あり、最新盤はトーンキュンストラー管弦楽団を指揮した11枚目のCD「ハイドン:天地創造」を2019年7月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP文庫/新書)など。
佐渡裕オフィシャルファンサイト http://yutaka-sado.meetsfan.jp

■大澤壽人(作曲家)
1907年、神戸生まれ。幼少期から合唱やオルガンに親しみながら育ち、1930年に関西学院高等商学部を卒業。その後、米国に留学し、ボストン大学やニューイングランド音楽院でコンヴァースとセッションズにつきシェーンベルクの教室にも出入りした。日本人として初めてボストン交響楽団を指揮、自作を発表した。戦後は自ら組織した楽団を率い関西の放送局で音楽番組を担当。宝塚劇団のミュージカルや映画音楽まで幅広く手がけた。1953年47歳の若さで急逝するも、その短い生涯の中で1000近い作品を創作した。作品は再演の機会に恵まれず、その存在は一時忘れられていたが、2003年の復活演奏以降、時代を超えたモダンな作風が改めて脚光を浴び、再評価の機運が高まっている。

■関西学院交響楽団
1913年(大正2年)創部、国内屈指の歴史を誇る大学オーケストラ。卒団生には日本人で初めてボストン交響楽団を指揮した作曲家の故·大澤壽人氏(1930年卒)がおり、その作品群は近年になって再評価の機運が高まっている。第二次世界大戦のため、「学徒出陣壮行会」でのベートーヴェン「運命』第一楽章をもって当団は活動を休止したが、46年に復員した団員6名で再開。51年には第1回目の定期演奏会を開催するに至った。76年と80年にはソビエト連邦共和国へ、また89年と92年にはオランダへ演奏旅行を行い、いずれも高い評価を得た。2017年、世界的ヴァイオリニスト·五嶋龍の提唱した「project’’粒致被害者を忘れない。’’」に参画。五嶋龍とのメンデルスゾーン作曲·ヴァイオリン協奏曲の協演は、社会問題に取り組む姿と純度の高い演奏が満員の聴衆に大きな感動を与えた。学生自身の手により音楽を作り上げる伝統は現在でも引き継がれており、精力的な活動を展開している。
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