ラースカ・フィルハーモニー管弦楽団 「わが祖国」全曲演奏
これは既に終了した演奏会です。日時: 2014年8月10日(日)
会場:ティアラこうとう 大ホール
曲目:
ドヴォルザーク: 劇的序曲「フス教徒」
スメタナ: 連作交響詩「わが祖国」
高井 優希
チェコの代表的作曲家、ベドルジハ・スメタナの代表作である「わが祖国」。
有名な「モルダウ(ヴルタヴァ)」を含む全6曲の連作交響詩ですが、残念ながら現代の日本において、6曲通しての演奏機会は多くありません。
スメタナが5年間をかけて完成させたこの交響詩は、チェコの歴史、自然、伝説などに広く題材を取っています。
吟遊詩人のハープに始まり描かれるのは、彼の祖国を潤す川、伝説の勇女の物語、ボヘミアの偉大な自然、フス教徒たちの戦い・・・そしてかつて奏でられたハープの旋律は、終曲で偉大な凱歌となり帰ってきます。
毎年チェコで開催される音楽祭「プラハの春」でオープニングを飾ることでも有名なこの6曲。そのすべてに通底するのは、彼の祖国に対する深い愛であるといえます。
ならばこそ、この交響詩は、全曲通しての演奏がその真の価値を創り出せる――当団は、学生時代にこの壮大な曲の一端に触れたメンバーが中心となり、全曲演奏を実現させるべく集まった一度きりの管弦楽団です。
同じくチェコを代表する作曲家であるドヴォルザークの序曲「フス教徒」を皮切りに、万感の思いを込めて「わが祖国」を演奏いたします。
スメタナが音楽に込めた彼の愛が、ご来場の皆様に少しでも伝われば幸いです。
指揮:高井 優希
会場:ティアラこうとう
日にち:2014年8月10日(日)
開場:13時30分
開演:14時00分
団員一同、ご来場を心よりお待ちしております。
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