L.v.B.室内管弦楽団 室内楽演奏会vol.5
これは既に終了した演奏会です。日時: 2016年1月10日(日)
会場:
五反田文化センター
曲目:
L.v.ベートーヴェン:
2つのオブリガート眼鏡付きの二重奏曲 変ホ長調 WoO 32
J.M.ウェーバー:
七重奏曲『我が生涯より』ホ長調
W.A.モーツァルト:
セレナード第13番 ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
C.ライネッケ:
オーボエ、ホルン、ピアノのためのトリオ イ短調 Op.188
C.C.サン=サーンス:
七重奏曲 変ホ長調 Op.65
室内楽シリーズも3年目、vol5となりました。
今回はいつものティアラ江東から五反田文化センターに会場を移し、弦楽合奏を含む名曲・迷曲をお送りします。
まずはベートーヴェン初期の作品である「メガネ付きの二重奏曲」。
視力の悪い友人二人のために作曲した、とのことですが真偽はいかに。
名前は知られているけれど演奏会で聴くことは滅多にない曲となっています。
続けてはウェーバーの七重奏曲。
七重奏というとベートーヴェンが有名ですが、こちらの曲は「魔弾の射手」や「オベロン」知られるウェーバー・・・ではなく、1854年プラハ生まれの作曲家です。
作曲家の情報が著しく少なく、Wikipediaのドイツ語・チェコ語に僅かながら記載があるぐらいでした。
サロン風ながらどこかジプシー音楽を感じされる、ちょっと不思議な曲となっています。
一転してモーツァルトの「アイネクライネ」。
こちらはベートヴェーンの「ジャジャジャジャーン」と肩を並べる有名曲です。
今回は弦楽合奏でお送りします。
そして最後にピアノ入りの室内楽を二曲。
ライネッケのトリオとサン=サーンスの七重奏曲。
ライネッケはメンデルスゾーンに師事し、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」の初演を指揮するなど指揮者としても活躍をした人物です。
どこかブラームスを感じさせる響きですが、オーボエとホルン、どちらも美しいメロディーを奏でる優雅な時間です。
最後にサン=サーンス。
弦楽五重奏とトランペットとピアノという、類似の編成がほとんどない曲です。
古典風に仕上げながらも、サン=サーンスらしい感じに仕上げられており、15分ほどと短いながらもとても充実した曲となっています。
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