音楽集団おとつくらぼ 第04回 新作演奏会 “一水四見”【ライブ配信も同時開催】


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2022年1月22日(土)
会場:
フェニーチェ堺 小ホール

曲目:
得本和音:
 「一水四見」のための音楽 世界初演
得本和音:
 明鏡止水 - 6人のクラリネット奏者のための 世界初演
川田佳誠:
 山精木魅 オーボエ、バスーン、ホルンのための 世界初演
川田佳誠:
 天真爛漫 木管五重奏のための 世界初演
高畑和輝:
 室内楽のための『花紅柳緑』 世界初演
高畑和輝:
 「疑心暗鬼」5人のクラリネット奏者のための 世界初演
足羽大輝:
 管楽五重奏曲第一番 ハ短調 Op.3 ”懐古趣味” 世界初演


 「音楽集団おとつくらぼ」は、演奏会の中で「作曲」に焦点をあてた団体で、作曲家には「試行錯誤の場」の創出を、演奏家には「作曲家と作品を『完成』する体験の共有」を目的としています。
 4人の作曲家が同じテーマで自由に作曲し、プログラムはすべて新作初演。同じテーマをどう捉え、どう表現するのか、その違いを楽しんでいただければと思います。また、すべて新作初演のため、どんな作品が飛び出すかは予習不能。古典的?ロマン派的?ポップな作品?映画音楽みたい?ジャズ?前衛的?現代的?実験的?……来てのお楽しみ、感じるままに楽しんでいただければと思います。

 第04回となる今回の新作演奏会、今回のテーマは「一水四見」と題し、「四字熟語」がタイトル、テーマの作品です。四字熟語の選定は各々に任せています。
 良く知られている四字熟語で言えば「花鳥風月」や「喜怒哀楽」なんかは比較的作品にしやすい四字熟語かなと思いますが、四字熟語は総じて特定のモノやストーリーを指さず、音楽作品として構成しにくいテーマだと思っています。広く知られている四字熟語を選ぶか、あるいは聞きなれない四字熟語を選ぶか、語感は、各漢字の意味は等々、テーマの選定からセンスが問われます。自由度の高い故に作品の構築が難しい、そんなテーマにチャレンジしました。今回もテーマ選びから個性が溢れていますので、お楽しみに。

 ちなみに演奏会のタイトルにもなっている「一水四見」は、「(同じ水でも)立場によってものの見方が変わる」という意味です。今回の作曲者四人は、どのようにテーマを選定し、そしてどのような作品に仕上げたのでしょうか。演奏家は、初めての作品にどう取り組み、形にしたのでしょうか。ここで初めて聴ける、ここから発信される作品たちを、ぜひ会場で一緒に見届けましょう。
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