東京アカデミーオーケストラ 第43回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2013年6月2日(日)
会場:第一生命ホール
曲目:
モーツァルト: 交響曲第39番変ホ長調
モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番ニ短調
ピアノ: 久元祐子
シューマン: 交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
ピアノ 久元祐子
東京芸術大学音楽学部器楽科(ピアノ専攻)を経て同大学大学院修士課程を修了。知性と感性、繊細さとダイナミズムを兼ね備えているピアニストとして高い評価を受ける。主要オーケストラとの共演、室内楽のコンサート、放送番組など多数出演。音楽を多面的にとらえることをめざし、レクチャーをまじえたレクチャー・リサイタルも積極的に行い、朝日新聞の天声人語にも紹介される。近年、ヴァルター、プレイエル、エラール、創設当時のベーゼンドルファーなど歴史的楽器を使っての演奏会や録音にも数多く取り組み、それぞれの時代の中で作曲家が求めた響きとその美学を追い求めている。2010 年のショパン生誕200 年記念年には、全国各地でプレイエルによる演奏会に出演し、大賀ホールで天皇皇后両陛下ご臨席のもと御前演奏を行う。2011 年、ウィーンのベーゼンドルファーザールにおいてのリサイタルは絶賛され、オーストリアのピアノ専門誌の表紙を飾り、ベーゼンドルファー・アーティストの称号を受ける。2012 年、イタリア・ロヴェレートで行われた国際モーツァルト音楽祭に出演し、その模様はイタリア全土に放映され好評を博す。「青春のモーツァルト」「ハイドンとモーツァルト」ほか10 枚のCDをリリース。演奏経験をもとに、著書も手がけ、「モーツァルトのピアノ音楽研究」(音楽之友社)、「モーツァルトはどう弾いたか」(丸善出版)などを刊行。国立音楽大学准教授、楽器学資料館ピアノ・プロジェクト研究所員。東京アカデミーオーケストラとは、第36 回定期演奏会でモーツァルト第21 番のピアノコンチェルトを共演して以来、2 度目の共演となる。
“指揮者のいないオーケストラ” 東京アカデミーオーケストラ
1991年結成、演奏者だけの室内オーケストラとして通称”TAO”(たお)の名称で親しまれている当団は、結成から20年以上になります。団員は約30名。早稲田大学交響楽団(通称ワセオケ)、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ(通称ワグネル)等の大学オーケストラのメンバーを中心に組織され、現在では多彩なメンバー構成を有しています。指揮者をおかないオーケストラとして世界で活躍する「オルフェウス室内管弦楽団」を理想とし、オルフェウス同様、リーダーを曲ごとに変え、メンバーがリハーサルセッションを重ね意見交換をしながら、音楽を造り上げていきます。「コア」と呼ばれる複数メンバーがそれぞれ責任を持ち、コンセンサスを醸成していく手法は、組織を運営する手法として経営学の分野でも注目されています。メンバーは全員が職業を持ちながら音楽活動を真摯に続けている30代が中心。室内アンサンブルならではの集中力と緊張感の高い演奏が魅力のオーケストラです。
公式ホームページ「Tokyo Academy Orchestra’s Radio」では、毎回のコンサートの全曲録音や映像を高音質・ノーカットで配信しています。CDを超える音質のDSD録音によるハイレゾ音源の無料配信も提供しています。
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