第8回混声合唱団どさんこんさーと


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2023年3月26日(日)
会場:
小金井 宮地楽器ホール 大ホール (JR中央線【武蔵小金井駅】徒歩1分)

曲目:
信長貴富
 春
松下耕
 はじめに・・・・・・
松本望:
 無音が聴こえる
千原英喜:
 宮沢賢治の最後の手紙
土田豊貴:
 彼方のノック
平吉毅州:
 海の不思議
YUI:
 fight
山崎朋子:
 大切なもの
津田元:
 うたをうたうのはわすれても
信長貴富
 歌っていいですか

指揮:
   大場 倫

【どさんこんさーと(どさこん)とは】
どさんこ=道産子=北海道民で、指揮者と団員数名が北海道出身である。元々は東京音楽大学の多専攻の有志と、まんまと上京してきた札幌市立北陽中学合唱部の後輩・岡英治の計24名からなる小さな合唱団であった。
結成から8年・・・卒業後、東音生以外の一般の方が半数以上を占め、外部ホールでの公演も5回目を迎える団体になろうとは想像もしていなかった。
どさこんの特徴は
・団員の高齢化に抗う地獄の筋トレ発声練習
・もはや恒例となっている、やりたい曲が多すぎるが故の度重なる突然の曲目変更
・各々に仕事や打ち込むことがある中での合唱への熱意と他人へのあたたかさどさイベントへのフッ軽参加率(つまり良い人達)

そして何より、演奏会本番で指揮者・演奏者・お客様が皆、涙するということである。
団員も60名に増え、『生きていること/舘内聖美』(教育芸術社)、『FLY~旅立ち/クミコ』(日本コロムビア)、『もう一度、みんなと歌いたい。クラス合唱名曲集』(KING RECORDS)をレコーディングさせて頂くなど、順調に成長を遂げてきたどさこんであったが、3年前・未曾有の感染症の影響で第7回公演は無念の無観客開催となった。
まるで歌うことが悪であるかのような世の中の声に、歌うとは何なのだろうか?こんな望まれない中で合唱をする意義を自問自答し、しばらく活動を休止したどさこん。だが、やはり生き甲斐を奪われた身体の中に沸々と歌いたい想いが溢れ、少しずつ同志が集まるようになっていった。初めは7.5回として6曲ぐらいのミニコンサートから再開しようと話していたが、気づけばどうだろう。相も変わらず大曲・難曲揃いの15曲だ。
この月日と感染症に奪われたものはとても大きく、残念ながらこの期間で音楽・歌から離れてしまった方がどさこんの中だけでなく、世の中にも大勢いると思う。しかし、こんな時だからこそ伝えたい言葉・想いがある。
そんな投げかけを込めて『歌っていいですか』をオープニングに据え、第1部Nコン課題曲ステージを『はじめに・・・・・』〜『無音が聴こえる』で結び、
第2部は、感染症に加え、今尚争いが絶えない世界に向けて『イマジン』、そしてコロナ期間の想いをアーティストの力を借りながら、『うたをうたうのはわすれても』やメイン『春/信長境富』にてお伝えできればと思う。
マスクで顔を隠し、色々なことを我慢し、知らず知らずのうちに心の奥底に抱え込んできたであろう言葉にできぬ感情への共感と肯定の演奏会にしたいと願う。そうだったなあ~…辛かったなあ~…。ほんとなんだったんだろうなあ~…。
そんな微笑みと涙を、顔の際れたお客様の目から感じ取ることができるよう、最大限の努力と感染症対策をしていく所存である。
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