慶應義塾高等学校・女子高等学校ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ 第59回定期演奏会
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日時： 2019年3月20日(水)
会場：
東京芸術劇場コンサートホール
曲目：
シューベルト：
「ロザムンデ」序曲
チャイコフスキー：
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
グラズノフ：
交響曲第５番 変ロ長調 作品55
武内裕太郎(学生指揮)
プログラムの前半は、堅牢な全合奏の響きと、繊細で透き通るような響きの対比がなんとも美しいシューベルトの『ロザムンデ』序曲、あまりに切ない悲恋を劇的に描き切った、チャイコフスキーの初期の一大傑作; 幻想序曲『ロメオとジュリエット』の2曲になります。
後半プログラムは、円熟期の真っ只中にあったグラズノフが1895年に完成させた『交響曲第5番』です。ドラマティックであり 陶酔的なロマンの迸る第1楽章、軽いリズムが全体を貫きながらも ノスタルジーに満ちた第2楽章の Scherzo 、内省的な感傷と心静かに向き合うような第3楽章の Andante 、壮大なクライマックスを築き、堂々と全曲を締めくくるフィナーレの第4楽章と、各楽章がそれぞれに非常に魅力的な、まだ世間には知れ渡らざる名曲です。
プログラムの3曲とも、それぞれの限りない素晴らしさをたっぷり表現いたします。ホールでの生演奏を是非ご堪能ください。
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