横浜みなととなみ管弦楽団 第5回演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2018年8月12日(日)
会場:
めぐろパーシモンホール 大ホール
曲目:
リムスキー=コルサコフ:
「ロシアの復活祭」序曲
ベリオ:
フォーク・ソングズ
メゾ・ソプラノ: 熊井千春
バルトーク:
管弦楽のための協奏曲
児玉章裕
上(左)から読んでも「みなととなみ(港と波)」、下(右)から読んでも「みなととなみ」。「横浜みなととなみ管弦楽団」の第5回演奏会は、民謡・大衆歌・宗教歌がステージに上がるとき、というテーマです。作曲家たちが自らのアイデンティティを意識し表現するために、これらの音楽とどう向き合い、どのような衣装を纏わせてステージに上げたのか?
リムスキー=コルサコフはロシア正教の復活祭を音によって描くことで、自らのロシア人としての矜持を明らかにしました。ベリオの作品は妻であったメゾ・ソプラノ歌手バーベリアンのために書かれ、彼らと関係の深いアメリカからヨーロッパ、そして中央アジアの民謡を新鮮な感覚でアレンジしました。バルトークは当初後期ロマン派の作風からスタートしましたが、出身地ハンガリーのみならず広範な地域で精力的に民俗音楽を収集しました。そしてその精神や技法を自らの作品に取り入れ、独自の作風を築き上げていったのです。
日頃の私たちの生活の中でも、朝から晩までいろいろな音楽が耳に飛び込んできます。作曲家だって同じです。コンサートホールの音楽だけでなく、当時のいろいろな音楽に囲まれて日々生活していたのですね.
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