フィルハーモニック・コーラス 第7回演奏会 ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」
これは既に終了した演奏会です。日時: 2019年6月30日(日)
会場:
大田区民ホール・アプリコ 大ホール
曲目:
ベートーヴェン:
ミサ・ソレムニス
ソプラノ: 高原亜希子
アルト: 布施奈緒子
テノール: 吉田浩之
バス: 青戸知
ヴァイオリン・ソロ: 野尻弥史矢
オルガン: 鈴木啓太
ベートーヴェン:
「プロメテウスの創造物序曲」
河地良智
■演奏会概要
○楽曲:ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」/「プロメテウスの創造物序曲」
○指揮:河地良智
○管弦楽:フィルハーモニック・コーラス管弦楽団
○合唱:フィルハーモニック・コーラス
○チケット:全席自由 2,000円
○ソプラノ:高原亜希子 アルト:布施奈緒子 テノール:吉田浩之 バス:青戸知
○ヴァイオリン・ソロ:野尻弥史矢 オルガン:鈴木啓太
■ベートーヴェン「ミサ・ソレムニス」とは?
ベートーヴェンいわく「最も完成された曲」であり、肖像画でその手に持っている楽譜に 「Missa Solemnis」の文字が見受けられることなどからも、 彼自身が生涯の集大成として大切にしていた曲であることがうかがえます。
冒頭に、「心より出てー願わくば、再び心に入らんことを」と記されたこの曲は、 澄み渡った管弦楽の響きに誘われた声楽ソロと 合唱の祈りの呼応によってはじまります。 その後、晩年のベートーヴェン特有の宇宙的なスケール感をもって 合唱と管弦楽が怒涛の盛り上がりを見せたかと思えば、 声楽ソロ、バイオリンソロによって心に迫る美しいメロディがたっぷりと歌われ、 やがてすべては調和へと導かれます。
その様子は降りかかる幾多の苦難に立ち向かって生き抜いたベートーヴェンの理想と信念を体現するものであり、 今を生きる私たちの誰をも力強く励ましてくれます。
■指揮 河地 良智
桐朋学園大学指揮科に学び、斉藤秀雄、秋山和慶の両氏に師事。 1973年、第3回民音指揮コンクール(現東京国際指揮コンクール)で奨励賞受賞。 二期会オペラやN響定期公演などで、W.サヴァリッシュ氏、O.スウィトナー氏などの副指揮者を務め、 1975年群響正指揮者に就任。 1983年より文化庁海外派遣員としてドイツ・バイエルン国立歌劇場でW.サヴァリッシュ氏、 ミラノ・スカラ座でG.パタネ氏等について歌劇場での研鑽を積む。 帰国後、日・米・伊共同国際ワークショップにおいて「蝶々夫人」のプレジャ版を初演、 二期会渡欧旅行公演同行の際は、ベオグラード・フィル、ハンガリー国立歌劇場管弦楽団を指揮する。 音楽之友社の企画する「モーツァルト・オペラ全曲シリーズ」21曲全曲の音楽監督、指揮者を務める。 国際交流にも力を注ぎ、それらの貢献により、北京市中日交流センター、オーストリア・ブルゲンランド州、 諌早市より文化特別賞等を受ける。 洗足学園音楽大学教授、同大学音楽学部長、東京藝術大学講師を経て、 2011年より洗足学園音楽大学副学長、同大学院長、同大学名誉教授を歴任する。 また、音楽国際交流やクラシック音楽の普及、後進の指導にも力を注いでいる。 当合唱団第1回演奏会より指揮・音楽監督として共演。
■これまでの軌跡
2010.03 1st.
べートーヴェン「ミサ・ソレムニス」よりグローリア抜粋
ヴェルディ「行け、想いよ金色の翼に乗って」
モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」他
2011.10 2nd.
ハイドン「天地創造」
2013.05 3rd.
べートーヴェン「合唱幻想曲」
モーツァルト「レクイエム」
2014.10 4th.
ビゼー「テ・デウム」
プッチーニ「グローリア・ミサ」
2016.02 5th.
ヘンデル「ジョージ・2世のための戴冠式アンセム」
べートーヴェン「交響曲第9番<合唱>」
2017.09 6th.
べートーヴェン「合唱幻想曲」(再演)
メンデルスゾーン「交響曲第2番《讃歌》」
引き続き、全パートで一緒に歌えるメンバーを募集中。
http://ph-ch.com/recruit.html
主催:フィルハーモニック・コーラス/協賛:大田区
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