墓の魚 貝を漁る漁師達のミサ ~8曲のミサ・マカーブルと12の俗的な墓想曲~


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これは既に終了した演奏会です。
日時: 2017年5月7日(日)
会場:
松本音楽記念迎賓館

曲目:
黒実音子
 腐敗した魚のタンゴ
黒実音子
 ワインとヒキガエルのファド 世界初演
黒実音子
 骨とフラメンコ女の哲学
黒実音子
 死病の行進 第三楽章 世界初演
黒実音子
 死肉を啄む蟹共よ、俺の身体を喰らうがいい

指揮:
   黒実 音子
   ソプラノ: 太田 智子
   ソプラノ: 小木曽 鮎美
   テノール: 伊藤 雅俊
   カロニャ・デ・メヒヨン: 赤足亀のうおい

フランスやスペインの伝統芸術であるメメントモリ(墓の芸術)を受け継いだ日本唯一のオペラ楽団による、ラテン哲学、死、教会信仰、魔女(異教幻想)をテーマにしたオリジナル曲のコンサートです。

新しいクラシック音楽と言われる「シャンソン・フュネライユ(葬送の歌)(chanson funerailles)」の世界をぜひ、聴いてみて下さい!!

memento mori(墓想)や、esprit(フランス哲学)などの、伝統的な南ヨーロッパ芸術を題材に作られた独特な音楽を演奏いたします♪

3人のオペラ歌手や、スペインのピカレスク文学を象徴した乞食の姿をした道化師クローシャル、スペイン娘(カロニャ・デ・メヒヨン)達が、チェンバロ、パイプオルガン、弦楽オケ、19世紀ギター、リュート、ポルトガルギター、フラメンコギター、アコーディオン、オーボエ、ピアノ、カリヨン、他という豪華編成で、南欧の信仰と魔女、生と死の哲学を歌います。
アルゼンチンタンゴのギタリストや、200年前の19世紀ギター、南イタリアのバテンテギターなど、奏者も楽器も演出も、見所はたくさんです。

道化、オペラ歌手、役者などの、個性豊かなクセのある歌い手達が歌う舞台は、まさに現代の「シェイクスピア劇」!!!

大げさな身振り、
まるでバッソ・ブッフォ(basso buffo道化のオペラ)のような早口の歌、
演技を交えた、喋るような歌(recitativo)、
19世紀フランス文学的な
風刺や、ユーモアに富んだ歌詞、
こだわりのヨーロッパ古楽器。

他では聴くことができない。と評価される独特な作曲技法で作られたこのオリジナル音楽を、ぜひご堪能ください。
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