diversEnsemble Concert #2
これは既に終了した演奏会です。日時: 2019年1月20日(日)
会場:
東リ いたみホール(伊丹市立文化会館)
曲目:
E. シャブリエ:
田園組曲より
C. ニールセン:
クラリネット協奏曲 Op.57
Cl: 東 紗衣
M. グリンカ:
幻想的ワルツ
S. プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op. 63
Vn: 井阪 美恵
松永 健司郎
ゲストコンサートミストレス: 久津那 綾香
「ソリスト自身が曲を決定し、決められた曲をプログラムの軸とする」革新的なコンセプトで始まった第1回から早1年。 今回は関東、そして欧州でも研鑽を積んだ2人の若きアーティストが出演します。
東 紗衣さんが選んだニールセンのクラリネット協奏曲は、クラリネットという楽器の持つ美質のみならず、辛辣さやヒステリックといった負の側面をも引き出し、多様な音楽を魅せる事に成功した前衛的な作品。兵庫芸術文化センター管弦楽団でコアメンバーとしても活躍されていた東さんならではの的確かつ深いアプローチにより、この曲の滋味深さと、時折見せるエグみを描き出しています。
一方、井阪 美恵さんはプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲 第2番をセレクト。忙しない場面転換と色彩鮮やかな響き、快活なリズムといった「プロコフィエフらしさ」と、後年の作風である分かりやすく自然な流れの両立が印象的な作品です。
粗野さと華やかさをバランスさせた井阪さんのソロと、絶妙な匙加減で対峙するオーケストラとの掛け合いは、diversEnsembleならではのプロコフィエフになると自負しております。
また、前回に続きゲストコンサートミストレスは久津那 綾香さんが担当。真摯な姿勢とビビッドな音色でオーケストラの能力を引き出し、更なる彩りを添えます。
今回もソリスト×指揮者×オーケストラの三者で繰り広げられる丁々発止なやり取り、オーケストラの潜在能力を引き出す久津那さんの精緻なディレクション、洗練された管打楽器のアンサンブル、そしてソリストを自由に飛翔させる松永さんの巧みなコントロールといった協奏曲の醍醐味と、diversEnsembleだからこそなし得る未曾有の音楽体験に満ちています。
是非、お越しください。
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