東京大学フィロムジカ交響楽団 第57回定期演奏会
これは既に終了した演奏会です。日時: 2022年12月17日(土)
会場:
ウェスタ川越 大ホール
曲目:
デュカス:
交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』
ムソルグスキー(ラヴェル編曲):
組曲『展覧会の絵』
デュカス:
交響曲 ハ長調
小笠原吉秀
演奏会の幕開けを飾るのは、デュカス作曲「交響的スケルツォ《魔法使いの弟子》」。師匠に水汲みを命ぜられた魔法使いの弟子。仕事に飽きた彼は、箒に覚えたての魔法をかけて代わりをさせる。しかし、箒を止める呪文を忘れてしまった!慌てふためく間に部屋はどんどん水浸しになり…?フランス人作曲家ポール・デュカスの色彩感あふれる管弦楽法に乗って、夢と魔法の世界へ。
続く2曲目はムソルグスキー作曲・ラヴェル編曲『展覧会の絵』。親友の画家ハルトマンの死を悼み、彼の遺作展の印象を「展覧会の絵」というピアノ独奏曲にまとめ上げたロシア人作曲家モデスト・ムソルグスキー。これに壮麗なオーケストレーションを施したのが、「管弦楽の魔術師」と名高いフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルである。ムソルグスキーの書き留めた重厚な印象と、ラヴェルの天才的な色彩感のコラボレーションをお楽しみあれ。
そしてメインを飾るのは、おじなじくデュカス作曲「交響曲ハ長調」。当時のフランス音楽に新たな方向性をもたらした、知る人ぞ知るデュカスの代表作である。ドイツ的な構築性の高い書法を踏まえつつ、フランス風のアヴァン・ギャルドな発想を散りばめることに成功したこの曲は、聴く者を独特の幻想的な世界へと誘う。
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